BBC
クロアチア代表のルカ・モドリッチが、土曜日にホームで行われたネーションズリーグのイングランド戦で0-7と大敗したチームのパフォーマンスについて、「恥ずかしい」と強い失望を口にした。
ACミランに所属する41歳のMFにとって、代表キャリア20年の中で、試合後にこれほどの感情を抱いたのは初めてのことだったという。モドリッチは今回の惨敗を「壊滅的な夜」と表現した。
スラベン・ビリッチ監督の復帰に伴い、代表キャリアを続行することを決断したモドリッチは、この試合でクロアチア代表通算205試合目の出場を果たした。
かつてレアル・マドリードで活躍し、2018年と2022年のワールドカップでクロアチアをそれぞれ準優勝、3位に導いた名手は、試合後に次のように語った。
「こんなサッカーをしてはいけない。まるで4人か5人少ない状態でプレーしているようだった」
「球際の競り合いも、ファウルも、激しさも、団結力もない。あのようなパフォーマンスを見せた理由を説明するのは難しい」
「代表で20年間プレーしてきたが、試合後に恥ずかしいと感じたのは初めてだ」
クロアチアはビリッチ監督の2度目の就任後、チェコとのアウェーゲームで2-1の勝利を収め、ネーションズリーグのグループA3でイングランドを上回る好スタートを切った。
しかし、その後はワールドカップ王者スペインとのアウェーゲームで1-4の敗戦。勝ち点ではトーマス・トゥヘル率いるイングランドと並んだ状態で、今回の一戦を迎えていた。
上位2チームが準々決勝に進出するため、クロアチアにとってはイングランドを直接引き離し、突破に向けて優位に立つ絶好の機会だった。
ところが、試合は一方的な展開となった。
ハリー・ケインが2ゴールを挙げたほか、ジュード・ベリンガム、アンソニー・ゴードン、ブカヨ・サカがそれぞれ得点。クロアチアは57分にモドリッチが交代する時点で、すでに0-5と大きくリードを許していた。
さらに、モドリッチがベンチから見守る中、サカがこの日2点目を記録。最後はモーガン・ロジャーズにもゴールを許し、クロアチアは0-7という屈辱的な結果に終わった。
モドリッチは、相手の実力を認めながらも、今回の敗戦内容について厳しい言葉を並べた。
「負けることもあるし、相手の方が優れている試合もある。今のイングランドは、間違いなく我々より優れている」
「しかし、これほどの大敗を喫し、長年かけて築き上げてきた名声を台無しにすることは、決して許されない」
「クロアチアにとって、壊滅的な夜だった」
モドリッチは、かつてトッテナムでもプレーした経験を持つ。ビリッチ監督の最初の就任期間には、2008年の欧州選手権予選でイングランドを敗退に追い込み、本大会では準々決勝進出を果たしている。
それだけに、今回の大敗はクロアチアにとって、過去の栄光との落差を突きつけられる結果となった。
クロアチアに休息の時間はほとんどない。次戦は火曜日にスプリトで行われるスペインとのホームゲームだ。
その後、11月12日にイングランドとのアウェーゲーム、15日にはチェコとのホームゲームを控えている。
現在、クロアチアはグループA3で3位に位置しており、ネーションズリーグの最上位カテゴリーに残留するためにも、厳しい戦いを強いられている。
モドリッチは、次戦に向けてチームの立て直しを呼びかけた。
「我々は気持ちを切り替え、団結しなければならない。すぐにまた難しい試合が待っている」
「我々が本来持っている反骨心や誇り、意欲、覚悟、団結力を示す必要がある。こうしたものを一晩で失ってはいけない」
ベテラン主将の厳しい言葉は、クロアチア代表が再び立ち上がるための警鐘となりそうだ。



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