BBC
元マンチェスター・シティのMFロドリが、クラブが財務規則違反について無実だと信じていることを明かした。
現在はバルセロナに所属するロドリは、スペイン代表の一員としてイングランド代表戦を前に記者会見に出席。その場で、プレミアリーグから115件の財務規則違反を問われてきた古巣について言及した。
「クラブが無実だと信じている」
マンチェスター・シティは、プレミアリーグが告発した115件の財務規則違反の大半について違反を認定された。ただし、クラブはこの判断を不服として控訴する方針を示している。
こうした状況についてロドリは、シティがこれまで一貫して潔白を主張してきたことを強調した。
「彼らは常に、自分たちは何も悪いことをしていないという自信を示している。そして、私たちはそれを信じている」
「クラブが間違っていたと証明されるまでは、私たちはクラブを信じ続ける。彼らは常に、自分たちの潔白について確信を持っていると私たちに伝えてきた」
2020年の事例を信頼の根拠に
ロドリがシティの主張を信じる理由として挙げたのが、2020年に欧州サッカー連盟(UEFA)から科された処分を巡る一件だ。
シティは当時、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則違反を理由にUEFAから欧州大会への2年間の出場禁止処分を受けた。しかし、その後スポーツ仲裁裁判所(CAS)が処分を覆し、シティは欧州大会への出場を認められた。
ロドリは今回も当時と似た司法手続きが進んでいるとして、クラブへの信頼を崩していない。
「2020年という前例がある。当時も同じようなプロセスを経験したが、最終的には何も起こらなかった」
「今回も似たような司法手続きを経験している。告発内容は異なるが、プロセスは似ている」
「あの時も最初の段階では有罪とされた。それでも私たちはクラブと、クラブが維持していた潔白を信じた。そして最終的には無罪となった」
「だから私は司法制度を信じているし、クラブの潔白も信じている」
「努力で勝ち取ったものは奪えない」
今回のプレミアリーグの調査対象となった期間、シティはリーグ優勝3回、リーグカップ3回、コミュニティ・シールド1回、FAカップ1回の計8つのタイトルを獲得している。
今後の処分によって、これらのタイトルが剥奪される可能性についても報じられているが、ロドリは自分たちが成し遂げた実績は誰にも奪えないとの考えを示した。
「私たちが成し遂げたことを、彼らが私たちから奪うことはできない」
「それはお金で買えるものではない。努力によって得たものだ。日々、肩を並べて戦い続けた結果でもある」
「すべてが正当に得られたものだったと言える。そして、ここでイングランドサッカーの最高の時代の一つを経験できたことをうれしく思っている」
マンチェスター市長は「報告書を詳しく読むべき」
一方、マンチェスター市長のアンディ・バーナム氏は、今回の独立委員会による報告書について、結論を急ぐべきではないとの姿勢を示した。
バーナム氏はITVグラナダの取材に対し、「独立委員会の報告書を確認する必要がある。人々はそのような結論に飛びつくべきではない」とコメント。
さらに、マンチェスター・シティとプレミアリーグの間で長期間にわたって争われてきた問題であることを指摘し、「非常に争点の多いプロセスだった」と説明した。
そのうえで、「結論を急ぐほど単純な問題ではない。結論を出す前に、独立委員会の報告書をかなり詳細に検討する必要がある」と述べている。
管理人のひと言
ロドリがここまで明確にシティへの信頼を口にしたのは印象的ですね。もちろん今回の問題は今後の控訴手続きも含めて見守る必要がありますが、選手側からすれば、自分たちが積み上げてきたタイトルや努力を否定されたくないという思いも強いのでしょう。最終的な判断がどのような形になるのか、引き続き注目したいところです。



コメント