TEAM TALK
マンチェスター・シティの財務規則違反を巡る処分次第では、リバプールがアントワーヌ・セメンヨとマルク・グエイという2人の実力者を獲得する絶好の機会を得る可能性があるようだ。
プレミアリーグの歴史に残る大きな問題となっているシティの財務規則違反。2009年から2018年までの9年間にわたる114件の違反について、独立委員会がシティに有罪判断を下したと報じられている。
シティは一貫して無実を主張しており、潔白を証明するために高等法院まで争う構えを見せている。しかし、仮にプレミアリーグから降格するような厳しい処分が下されれば、主力選手の大量流出につながる可能性がある。
そのなかで、2026年1月にシティへ加入したセメンヨとグエイの去就が注目されている。
両選手は、以前からリバプールが獲得を熱望していたターゲットでもある。シティが降格を余儀なくされれば、リバプールにとって過去に逃した2人を再び獲得するチャンスが訪れることになる。
セメンヨは2026年1月、ボーンマスから移籍金6250万ポンドでシティに加入。左右のウイングに加え、中央でもプレーできるガーナ代表FWであり、攻撃の複数ポジションをこなせる万能性が大きな魅力だ。
シティ加入前には、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、アーセナルも獲得に関心を示していた。
一方、グエイはクリスタル・パレスから約2000万ポンドでシティに加入したイングランド代表DFだ。パレスでは主将を務めた経験もあり、センターバックとして高い評価を受けている。
リバプールは2025年夏、グエイの獲得に迫ったものの、移籍期限最終日に交渉が破談。セメンヨについても、ボーンマス在籍時から継続的に動向を追っていた。
両選手を直接のライバルであるシティに奪われ、その後も安定したパフォーマンスを披露されてきたことは、リバプールにとって痛手だったはずだ。
しかし、シティの処分次第では、状況が一変する可能性がある。
仮にシティが降格処分を受ければ、セメンヨとグエイだけでなく、ほかの主力選手たちもプレミアリーグや欧州のトップクラブへの移籍を模索する可能性が高い。
すでにラヤン・シェルキの次なる移籍先や、クラブのアカデミー出身であるフィル・フォーデンの退団の可能性も取り沙汰されている。
リバプールは、現在の補強方針を踏まえても、こうした状況を利用できる立場にある。以前から両選手を高く評価しており、守備陣の補強と前線の選択肢を増やす必要性も抱えているためだ。
さらに、アンドニ・イラオラ監督はボーンマス時代にセメンヨを指導し、同選手の急成長を支えた人物として知られる。この関係性も、リバプールが獲得に動く際の追い風になる可能性がある。
グエイについても、リバプール以外にアーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムが関心を示していた。さらに、バイエルン・ミュンヘン、バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードといった欧州の強豪クラブも同選手を高く評価しているという。
そのため、シティが主力の売却を余儀なくされた場合でも、両選手の獲得を巡って激しい争奪戦が展開される可能がある。



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