サンチョ、1月まで無所属も覚悟か ドルトムント復帰は困難、コモも獲得を検討

TEAM TALK

ジェイドン・サンチョは、希望に合うオファーが届かなければ、来年1月まで新天地の決定を待つ構えのようだ。元マンチェスター・ユナイテッドのウインガーは、ここ数カ月にわたって複数クラブと交渉を重ねてきたものの、かねてから熱望していた移籍先への道が閉ざされつつあると、TEAMtalkが報じた。

サンチョは今夏、マンチェスター・ユナイテッドを退団。複数クラブが関心を示しているものの、現時点では新天地を決断する段階に至った交渉は存在しない。

昨シーズンはアストン・ヴィラへの期限付き移籍で公式戦39試合に出場したサンチョ。キャリアの次なるステップを慎重に検討するなか、ヨーロッパだけでなく、サウジアラビア、アメリカ、中東の複数クラブとも加入の可能性について話し合いを行ってきたという。

サウジアラビアのプロリーグやアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)のクラブとはすでに接触。また、アラブ首長国連邦(UAE)やカタールからも関心が寄せられている。

なかでも、サンチョが特に強い関心を抱いていたのが、古巣ドルトムントへの復帰だ。同クラブでの最初の在籍期間には、キャリア屈指のパフォーマンスを披露しており、再びドイツの地でプレーすることを望んでいた。

しかし、ドルトムントはアーセナルの若手MFイーサン・ヌワネリを期限付き移籍で獲得したこともあり、現時点でサンチョの再獲得を検討していないという。この判断により、サンチョは難しい立場に置かれ、ほかの選択肢を模索する状況となった。

ドルトムントを率いるニコ・コバチ監督はサンチョを高く評価しているとされるが、クラブとして獲得に向けた具体的な動きは見せていない。

また、ロシアのクラスノダールへの移籍も取り沙汰されていたが、26歳のウインガーにとって、実際には現実的な選択肢ではなかったようだ。

関係者によると、クラスノダール移籍の可能性を巡り、仲介者同士が話し合いを行ったことは事実だという。しかし、その交渉はサンチョの代理人陣営から持ちかけられたものではなく、本人もロシアへの移籍を真剣に検討していなかったとされる。

サンチョにはドイツ、フランス、スペインのクラブも関心を示している。ただし、いずれの交渉も現時点では合意に近づく段階には至っていない。

さらに、セスク・ファブレガス監督が率いるコモも、サンチョの獲得を検討していたことが判明した。ただし、こちらも現在は具体的な進展が見られない状況だ。

そのため、サンチョは焦って移籍先を決めることなく、代理人が提示された選択肢を精査する間、辛抱強く待つ姿勢を取っている。

元マンチェスター・シティの下部組織出身であるサンチョは、コンディション維持のため、現在はマンチェスターにあるノンリーグのクラブでトレーニングを続けている。代理人陣営が本人に適した移籍先を探す一方で、実戦から離れた状態が続いている。

適切なオファーが届かなければ、サンチョは年明けまで無所属の状態が続く可能性もある。

本人が最優先としているのは、単に所属クラブを確保することではなく、自身のキャリアにとって適切な競技面でのプロジェクトを見つけることだという。焦って移籍を決断するのではなく、納得できる環境からのオファーを待つ構えだ。

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